甲子園に「真弓」コール 主催試合3年ぶり300万人割れ

[ 2011年10月21日 22:18 ]

横浜との本拠地最終戦を終え、引き揚げる阪神・真弓監督

セ・リーグ 阪神4―2横浜

(10月21日 甲子園)
 今季限りで真弓明信監督が辞任する阪神は21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で本拠地最終戦となった横浜戦に4―2で逆転勝ちした。真弓監督は甲子園での任期最後の采配を白星で飾った。

 優勝候補に挙げられながら、既に今季の勝ち越しはなく、66勝69敗6分けで残り3試合となった。この日は3万5000人を超える観客を集めたが、チームの低迷を反映するように、主催試合の観客動員数は3年ぶりに300万人を割った。

 試合後は真弓監督とコーチ陣、選手がグラウンドに整列してスタンドに一礼。真弓監督は感情を顔に出さず、引き揚げる際の「真弓」コールには右手を上げて応えた。「勝ちで締めくくれて良かった」といつも通り淡々と話したが、真弓コールについて報道陣に問われると、少しだけ照れくさそうに表情が崩れた。

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2011年10月21日のニュース