悪夢の再現許さず レンジャース主砲の執念「1勝1敗で本拠地に戻る」

[ 2011年10月21日 14:11 ]

ワールドシリーズ第2戦 レンジャーズ2―1カージナルス

(10月20日 セントルイス)
 レンジャーズが1点を追う9回にしぶとく2点を奪い、逆転勝ちした。開幕2連敗という昨年の再現は許さず、ワシントン監督は「9回を戦い抜くチームであることを証明できた」と執念を褒めたたえた。

 この回、先頭のキンスラーが遊撃手の頭上を越す安打で出塁し、二盗も決めて好機を広げた。次打者アンドラスは中前打で無死二、三塁と攻め、主砲ハミルトンの右犠飛で同点。さらに1死三塁でチームリーダーの4番打者ヤングが「1勝1敗で本拠地に戻る」との思いを込め、中犠飛で勝ち越し点を加えた。

 同点の犠飛のハミルトンは、9月から左脚付け根を痛め、本調子ではなかったが「最後のアウトを取られるまで、あきらめない。いい気分で本拠地に戻れる」とチームの気持ちを代弁した。(共同)

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2011年10月21日のニュース