星野監督“腹心”大石氏招へい 育成システム確立へ 

[ 2011年10月21日 06:00 ]

88年8月14日、ヤクルト戦でマウンドの川畑(左)にゲキを飛ばす星野監督77と捕手・大石

 楽天が来季の2軍バッテリーコーチに前西武バッテリーチーフコーチの大石知宜氏(57)を招へいすることが20日、分かった。

 大石氏は85年から91年まで中日で捕手として活躍した。87年から5年間、星野監督の下でプレーして88年にリーグ優勝を経験。闘将が最も熱かった時期を間近で見てきた。91年に引退後は中日、西武でコーチを務め、ダイエーでは王監督(現ソフトバンク球団会長)の下、1軍バッテリーコーチとして03年の日本一にも貢献。昨年は西武でバッテリーチーフコーチを務めた。

 また同日、球団は高浦己佐緒2軍バッテリーコーチ(59)、安部理育成チーフコーチ(48)、永池恭男育成コーチ(38)、吉田豊彦育成コーチ(45)と来季の契約を結ばないことを発表した。

 ◆大石 知宜(おおいし・ともよし=本名・友好)1954年(昭29)1月15日、徳島県生まれの57歳。徳島海南から神奈川大、河合楽器を経て、79年ドラフト3位で西武入団。85年にトレードで中日移籍。91年現役引退。翌92~94年は中日、95年からは西武のコーチを務めた。99年に西武コーチに就任。01年まで1軍バッテリーコーチや2軍監督を歴任。02~08年はダイエー(05年からソフトバンク)、09年から2年間は再び西武でコーチに就任した。

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2011年10月21日のニュース