ビーンGM 日本開幕戦は松井との再契約に影響せず

[ 2011年10月1日 06:00 ]

会見するアスレチックスのビーンGM

 アスレチックスのビリー・ビーンGMが29日、来季の日本開幕戦が松井との再契約に影響しない見解を示した。オークランド・コロシアムでシーズンの総括会見に臨み、「重要なのは162試合を戦うためのチームづくり。数試合のためには判断しない」と話した。

 松井については後半戦の活躍と27試合守った左翼守備を評価しており、「驚かされた。他の選手を考えれば、DH専任はできれば避けたいし、守れることは選手起用の幅を広げた」。ただ、今季年俸425万ドル(約3億2700万円)からの大幅減額は必至。ア軍のオファーは1年契約の200万ドル(約1億5400万円)台が予想される。

 また昨オフは岩隈(楽天)との交渉が破談になったが、日本人選手の獲得には引き続き興味を示しており、「若い選手を獲得できればいい投資にもなるし、検討に値する」と話した。

≪松井は今後しばらく休養期間≫松井は今後しばらく休養期間に入る。10月上旬には自宅のあるニューヨークに戻り、当面は静養。例年通りなら、年内にも来季へ向けて体を動かし始める。今季は141試合に出場も前半戦は低迷。来季はスタートダッシュが求められるだけに「年間通して安定した結果が出ればいいんですけど、今年はなかなか(前後半の)差が出てしまった。これからちょっと落ち着いて(今季を)振り返って考えてみたい」と話した。

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2011年10月1日のニュース