主砲フィルダーは踊った 斎藤のブルワーズはリラックス調整

[ 2011年10月1日 09:14 ]

 米大リーグのナ・リーグは1日(日本時間2日)に地区シリーズが始まる。斎藤が所属するブルワーズ(中地区)―ダイヤモンドバックス(西地区)、フィリーズ(東地区)―カージナルス(WC)の顔合わせで、9月30日は最終調整を行った。

 ブルワーズは本拠地ミラー・パークで約1時間半練習した。斎藤は時間をかけてキャッチボールをするなどして調整。主砲フィルダーが打撃練習の合間に大声を上げて踊りだすなど、明るいムードだった。

 両リーグ最多の102勝を挙げたフィリーズ、最終戦で出場権を獲得したカージナルスは、ベテランが多いこともあって、どちらもリラックスした雰囲気で汗を流した。

 ▼斎藤の話 うれしいし、本当にいよいよという感じ。体調はいいので、精いっぱいいける。努めて普段通りにいきたい。とても不思議な強さを秘めているチーム。いろんなパターンで勝って地区優勝しているし、弱いところはない。

 ▼ブルワーズ・レネキー監督の話 周囲の雑音に惑わされることなく、自分たちの戦いをする。相手は終盤戦に多くの試合で逆転勝ちしてきたが、われわれの救援陣は堅実だ。その勢いを止めたい。

 ▼ダイヤモンドバックス・ギブソン監督の話 過去の対戦からしても、面白いシリーズになる。お互いに強みがあり、接戦になるだろう。まずはケネディがしっかり投げること。競り合いに持ち込めれば勝機はある。

 ▼フィリーズ・マニエル監督の話 準備はできているし、楽しみだ。それは相手も同じだろう。特に終盤の数週間はいい野球をしていた。彼らを打ち負かすには、しっかり投げて、しっかり打たなきゃならない。(共同)

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2011年10月1日のニュース