プロ野球界はAED講習の実施、搬送マニュアル化

[ 2011年8月5日 06:00 ]

 サッカー元日本代表・松田直樹選手の逝去に球界も衝撃が走った。

 プロ野球でも昨年4月に巨人の木村拓也一塁守備走塁コーチ(享年37)がマツダスタジアムで倒れ、くも膜下出血で他界。事故防止に12球団一丸の取り組みを強化した。同12月に日本プロ野球トレーナー協会が対策を検討。AED(自動体外式除細動器)講習の実施、119番後を想定した各球場の搬送経路をマニュアル化した。事務局長のヤクルト・小林チーフトレーナーは「地方球場の開催時はAEDの有無を確認。ヤクルトには1、2軍にそれぞれ1台あるので必要に応じて持参している」と説明した。

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2011年8月5日のニュース