被災3県代表校 開会式リハで堂々行進

[ 2011年8月5日 11:23 ]

第93回全国高校野球選手権大会の開会式リハーサルで行進する宮城・古川工ナイン(手前)と福島・聖光学院ナイン

 5日に兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた全国高校野球選手権大会の開会式リハーサルで、東日本大震災の被害が大きかった東北3県の代表校がグラウンドを堂々と行進した。

 花巻東高(岩手)の菊池倭主将は「いよいよだなという感じ。モチベーションが上がってきた」と気持ちを高ぶらせている様子。古川工高(宮城)の今野晴貴主将は「どにかく堂々と胸を張って歩こうと(チームメートと)話した」と言う。

 6日の大会第1日に試合を控える聖光学院高(福島)のエース歳内宏明投手は「あした試合なんでやるべきことをしっかりやるだけ」と冷静な表情だった。

続きを表示

2011年8月5日のニュース