左肩打撲の内海 “リフレッシュ”して11勝目

[ 2011年8月5日 06:00 ]

<巨・神>後半戦初登板となった内海は8回無失点で単独トップの11勝目

セ・リーグ 巨人2-0阪神

(8月4日 東京D)
 頼もしいエースが復帰白星だ。巨人・内海が8回4安打無失点でリーグ単独トップの11勝目を挙げた。

 「復帰1戦目は凄く重要なゲームになると思ったし、粘っていい投球ができた」。前半戦10勝を挙げたが、7月24日の球宴第3戦(Kスタ宮城)で楽天・嶋の打球が左肩を直撃。打撲で後半戦開始前日の7月25日に出場選手登録を抹消された。だが「不幸中の幸いというか、疲れを取って臨もうと思った」と最短の10日で復帰。今季2度目の2桁10三振を奪う力投を見せた。8回を終えお役御免を言い渡した原監督も「多少、不安なところがあったと思うが、いい形で戻ってきてくれた」と絶賛した。

 勝ち星とともに防御率1・38を合わせリーグ2冠をキープ。「出来過ぎでビックリしているけど、このまま突き進んでいきたい」。反攻の柱として、まだ満足するつもりはない。
 
 ▼巨人・川口投手総合コーチ(内海の好投に)本物だね。彼が一番、信頼できるピッチャーだから。持っているボールで阪神を力で抑えてくれたのは大きいと思う。

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2011年8月5日のニュース