後藤 高めのボール球を右翼5階席へ特大弾

[ 2011年8月3日 06:00 ]

<オ・ソ>7回、後藤は右越え同点2ランを放つ

パ・リーグ オリックス6-2ソフトバンク

(8月2日 京セラD)
 起死回生の一撃だった。2点を追う7回無死一塁からの第3打席。ソフトバンク先発のホールトンが投じた79球目だ。内角高めの明らかなボールをオリックス・後藤がジャストミート。高々と舞い上がった大飛球は右翼5階席に消えていた。

 「真っすぐを完ぺきに捕らえることができた。気持ちです!気持ち!」

 先発右腕の前に6回まで無安打無得点だった。悪夢もよぎった中で後藤が7月16日の楽天戦以来10試合ぶりの4号2ランで同点。なおも1死二塁から李スンヨプは右翼フェンスを直撃する決勝の適時二塁打で勝負を決定付けた。「みんなが打ってつないだ勢いに乗って、打つことができた」。息を吹き返したポイントゲッターの奮起で連敗を「2」で止めた。ワンチャンスを生かした猛牛が首位を独走するソフトバンクを力でねじ伏せた。

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2011年8月3日のニュース