無死満塁で出番 建山「開き直って」無失点

[ 2011年8月3日 12:11 ]

タイガース戦の5回途中に登板し、2回を2安打無失点だったレンジャーズ・建山

レンジャーズ5―6タイガース

 レンジャーズの建山義紀投手は2日、デトロイトで行われたタイガース戦で2―3の5回途中に2番手で登板し、2回を投げて2安打無失点、3三振1敬遠四球だった。勝敗は付かず、チームは5―6で敗れた。

 建山は2―3の5回無死満塁で登場。自身に失点は付かなかったが、最初の打者に2点適時打を許した。だが「状況的に開き直るしかなかった」とその後は空振り三振、遊ゴロ併殺打に仕留める。6回は走者を出しながらも無得点に抑えた。

 中継ぎ右腕のアダムズがこの日から加入したため、マイナー降格の可能性もあったが、球団はベテラン左腕ローズを戦力外とした。「メジャーに来てからは、いつも背水の投球だと思って、一球一球精いっぱい投げている」と話す建山は、ひたむきに役割を果たしている。(共同)

続きを表示

2011年8月3日のニュース