突然変異の銀仁朗 なんと2割以上アップ!猫背やめてブレーク

[ 2011年5月30日 07:48 ]

<西・ヤ>5回無死一、三塁、銀仁朗が中前適時打を放つ

交流戦 西武10-1ヤクルト

(5月29日 西武D)
 西武の銀仁朗が、今季初の3安打2打点でチームの大勝に貢献した。

 高校通算48本塁打。平安(京都)から「打てる捕手」として、05年の高校生ドラフト1巡目で入団も5年間で通算打率・193。直球に詰まることが最重要課題だった。

 細川がソフトバンクに移籍して責任感も増した今季はキャンプからミートポイントを投手寄りにし、始動も早めた。開幕前には栗山から「外角を意識するとすぐに猫背になる」と指摘された。

 外角直球を理想的なスイングで快打した3安打に「最初は“猫背の方が外角は届く”と思ったけど、背筋を伸ばすとバットがスムーズに出る。交流戦に入ったぐらいからできるようになった」と好調の秘けつを語った。

 交流戦開始前後の打率を比較すると・207(58打数12安打)から・424(33打数14安打)へと2割以上もアップ。同僚の片岡(・410)を抑えて交流戦打率トップに浮上した。また本塁打、打点のランクを見ても1位の中島を筆頭に西武勢がずらり。交流戦開始前の24試合は打率・225だったレオ打線が、開始後10試合は12球団最高の・296と急激に復調している。

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2011年5月30日のニュース