4試合で打率約7分アップ 広島 2年目二塁手 2軍球宴で「1番目立つ」

[ 2011年5月30日 12:12 ]

 静岡・常葉橘出身の広島・庄司隼人二塁手(19)が、フレッシュオールスターゲーム(7月21日、富山)のウエスタン・リーグ選抜に選ばれた。

 庄司は「入団4年目までの選手に選ばれる権利があるわけだし、すごいとか特別な感情はありません」と喜びは封印したものの「出るからには1番目立てるように頑張りたい」と意気込みを示した。

 今季は「ファームで3割5分を打つ」と目標を掲げてスタート。今月上旬まで結果の出ない日が続いたが、2番に定着した中旬からヒットが出だし、24、25日の中日2連戦では連日の3安打猛打賞をマークした。

 最近4試合で打率を約7分上げ、・237(97打数23安打)に。庄司は「プロの球にだいぶ慣れてきた」と自信を見せる。速くてキレのあるプロのボールに対し、早めのタイミングから「一発で甘い球を仕留める」感覚が身についてきたのだ。内田打撃コーチにも「試合に出てなんぼ。投手の球に慣れ、自分のスイングを覚えていけ」とアドバイスされている。6月に入っても「ヒットを多く打つ。打てないとつまらない」と1軍アピールへの土台を築く。 

 ◆庄司 隼人(しょうじ・はやと)1991年(平3)6月21日、沼津市生まれの19歳。愛鷹小1年の時に愛鷹ホークスで野球を始める。常葉橘中―常葉橘高。高校では3年夏に甲子園に出場、3回戦に進出。09年ドラフト4位で広島入団。1メートル75、70キロ。右投げ左打ち。家族は両親と兄、祖父母。血液型A。

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2011年5月30日のニュース