10年ぶりも…川井“魔の7回”に痛恨被弾

[ 2011年5月30日 06:00 ]

<楽・神>7回2死、川井(左から2人目)が逆転2ランを打たれ、マウンドに集まる楽天ナイン

交流戦 楽天1-2阪神

(5月29日 Kスタ宮城)
 6回まで1安打投球と好投していた楽天・先発の川井が7回に捕まった。

 2死から新井に中前打を許すと、続く金本に逆転2ランを被弾した。さらに城島、ブラゼルに連打されて降板し「疲れはなかったけど、あの回だけですね。コースが甘くなってしまいました」と悔やんだ。

 06年にロッテから移籍後は6イニングが最長だった左腕にとって7イニング目は01年以来10年ぶり。金本に痛打された球は、外角を狙った直球が真ん中に入ったもの。わずか1点リードの投手戦が球数以上の疲労を呼んで、微妙な制球を乱した。前日のサヨナラ勝ちから一転、終盤の逆転負けに星野監督は「川井でスミ1で勝つのは虫が良すぎるか。せっかくサヨナラ勝ちしたのに乗っていけない。これが現状だな」と嘆いた。

 ▼楽天・佐藤投手コーチ(川井について)7回だけだな。序盤から完璧な投球をしていたんだけどね。

 ▼楽天・嶋(川井について)全ての球種がいいところに決まっていた。7回は若干、疲れがあったかもしれません。

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2011年5月30日のニュース