延長サヨナラ“演出”福留苦笑い「走り過ぎでしょう」

[ 2011年4月19日 11:47 ]

カブス1―0パドレス

 カブスの福留孝介外野手は18日、シカゴでのパドレス戦に「7番・右翼」で出場し、3打数1安打、1四球だった。内容は遊ゴロ、二塁内野安打、遊ゴロ、四球で打率は3割2分。チームは延長10回の末、1―0でサヨナラ勝ちした。

 3試合連続安打の福留は「走り過ぎでしょう」と苦笑いした。1打席目、遊撃へのゴロで懸命に一塁へ駆け込んだが、際どいタイミングでアウトに。左太もも裏の状態が万全でない中、「いいプレーをされたら仕方がない」と気持ちを入れ直し、二塁への内野安打とした第2打席で再び全力疾走した。

 延長10回には四球で出塁。次打者の遊ゴロで併殺かと思われたが「一つでもアウトをやらないように」と、スライディングで二塁手のお手玉を誘った。一塁に生きた打者走者がサヨナラのホームを踏み、福留は「当たり前のプレーですよ」と胸を張った。(共同)

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2011年4月19日のニュース