兄がつないで弟が決めた!新井良「大歓声が打たせてくれた」

[ 2011年4月19日 23:08 ]

10回阪神2死満塁、右前にサヨナラ打を放ちガッツポーズの新井良

セ・リーグ 阪神3―2巨人

(4月19日 甲子園)
 阪神の新井良が同点の延長10回2死満塁から右前打を放ち、試合を決めた。お立ち台で「大歓声がサヨナラ安打を打たせてくれました」と興奮気味に話すと、また大歓声が送られた。

 試合時間は既に3時間半を経過。凡退すれば引き分けの場面だった。直前で兄の新井貴が内野安打でつないだ打席。この日3安打の兄は塁上から弟を見やり「絶対に打てよと思っていた」と言う。弟は「来るんじゃないかと準備はしていた」と言い、3球目。直球を右前に運んだ。殊勲の弟に兄は「きょうだけは良くやった」と照れながら話した。

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2011年4月19日のニュース