先輩の貫禄で4安打完封 成瀬それでも「四球が悔しい」

[ 2011年4月19日 17:40 ]

完封で今季初勝利を挙げ、ファンとタッチするロッテ・成瀬

パ・リーグ ロッテ2-0西武

(4月19日 QVCマリン)
 横浜高の後輩、涌井との投手戦を制し、今季初勝利を4安打完封で飾ったロッテの成瀬。試合後は「投げていて楽しかった」と表情を緩めた。

 両リーグワーストの29本塁打を浴びた昨季の反省から、オフは打者の内角を突く投球を磨いてきた。この日も「ボールになってもいい」と内角を厳しく攻めた。打者の内角への意識が強くなり「その分、右打者の外へのスライダーが生きた」。許した長打は、5回に浅村のライト前へポトリと落ちた二塁打だけだった。

 ほぼ完璧な内容にも、エースは「四球が悔しい」。9回1死から与えた四球を反省点に挙げていた。

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