能見10K快投!延長10回、新井良がサヨナラ打

[ 2011年4月19日 21:51 ]

10回阪神2死満塁、右前にサヨナラ打を放ちガッツポーズの新井良

 今季初となる伝統の一戦、阪神―巨人1回戦は19日、甲子園球場で行われ、阪神が3―2でサヨナラ勝ちした。延長10回2死満塁から新井良が右前適時打を放った。

 雨によるグラウンド状態不良で20分遅れで試合開始。阪神・能見、巨人・東野と開幕投手を務めた両エースが先発。能見は初回、2番の脇谷に中前打を許したものの、無失点で切り抜けると、5回までに7連続を含め10奪三振の快投。一方、初回2死一、二塁からブラゼルに左前適時打を許した東野も2回以降は阪神打線に得点を許さず、息詰まる投手戦となった。

 巨人は1点を追う7回2死三塁からラミレスの中前適時打で同点。その裏、阪神は1死満塁から代打の林威助の左犠打で勝ち越したが、巨人は8回2死一、二塁から坂本の左前適時打で再び同点に。しかし、延長10回、山口が踏ん張れなかった。

 ▼阪神・新井良の話 すごく興奮しています。大観衆の大歓声がサヨナラヒットを生んでくれた。打順を考えると2死満塁で自分の打席が回ってくるので準備だけはしていた。(活躍が)きょうだけで終わらないように、これからも頑張ります。

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