法大・多木、満塁弾!「4番の仕事ができた」

[ 2011年4月19日 06:00 ]

<法大・東大>2回1死満塁、左越えに満塁弾を放ち、次打者・土井(左)とタッチを交わす法大・多木

東京六大学野球第2週第3日 法大11―4東大

(4月18日 神宮)
 2回戦2試合が行われ、法大は多木裕史内野手(3年)の満塁本塁打など打線が11安打11得点と爆発。東大を下して連勝で今季初の勝ち点を奪取した。立大は初戦で先発した小室正人投手(3年)の好救援で明大に4―3で競り勝ち、1勝1敗とした。

 法大の主砲・多木が自身初となる満塁弾で試合を決めた。2点差を追いついた2回1死満塁。「もたもたしたら試合がもつれる」と外角高めの直球を逆らわずに左翼席へ運ぶ豪快な一撃。4番に座りながら、チームが14安打した東大1回戦は先発で唯一無安打に終わっていただけに「4番の仕事ができた。調子は悪くなかったのに力んで、打ちたい気持ちが空回りしていた。これで自分も乗っていける」と胸をなで下ろした。高校通算最多の94本塁打を放った新人・伊藤諒の加入も刺激となっており「いい1年生が入ったんで負けたくない」と闘志を燃やしていた。

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2011年4月19日のニュース