東海大相模 優勝報告「春夏連覇目指す」

[ 2011年4月4日 16:20 ]

 東日本大震災を受けて開催の是非が問われた選抜高校野球大会で11年ぶり2度目の優勝を果たした東海大相模(神奈川)のメンバーが4日、紫紺の優勝旗を携えて相模原市内の同校に戻り、優勝を報告した。佐藤大貢主将は「多くの地元の方々に迎えられてうれしかった。春夏連覇を目指したい」と話した。

 優勝報告会では「がんばろう!日本 応援ありがとうございました」の横断幕が掲げられた。在校生や近隣住民ら約500人が見守る前で、門馬敬治監督が「多くの方々が苦しんでいる中で、われわれにできることは今できることを精いっぱいやるだけだった」と神妙な表情であいさつした。

 報告会では被災地に配慮して華やかな催しはなく、その後は教職員と生徒だけで校内で祝賀会が開かれた。

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2011年4月4日のニュース