九国大付、準優勝報告…「今度は深紅の優勝旗を」

[ 2011年4月4日 18:45 ]

選抜高校野球大会での準優勝を報告する九州国際大付高の選手たち

 選抜高校野球大会で準優勝した九州国際大付高(福岡)の選手らが4日午後、北九州市に戻り、JR小倉駅では出迎えた大勢の市民から「よくやった」と歓声や拍手が巻き起こった。

 同駅の広場で開かれた報告会で、若生正広監督は「今度は深紅の優勝旗を持って帰れるよう努力する」とあいさつ。東日本大震災を受けて開催の是非が問われた大会だったが、高城俊人主将は「今できることは野球を一生懸命することだと思った。アウトになる打球でも全力疾走して、全員が持てる力を発揮できた」と振り返った。

 孫が同高野球部員という主婦中津清美さん(70)は「みんな気丈な精神でよく頑張った」と健闘をたたえた。

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2011年4月4日のニュース