震災支援のオープン戦 ファンは「無理して開幕させる必要はない」

[ 2011年3月14日 13:01 ]

半旗が掲げられた岐阜長良川球場のスコアボード

 巨人、阪神の両球団は14日、岐阜市の岐阜長良川球場で、東日本大震災発生後初めてとなるオープン戦を行った。午前中は通常通りに練習し、午前11時の開場とともに観客がスタンドへ入った。午後1時開始の試合は、復興支援のためと位置づけられ、収益は被災地に寄付される。

 スコアボードの上には日の丸や球団旗を半旗で掲げ、球場内外の計3カ所に、被災地支援の募金箱を設置した。募金をした愛知県犬山市の大学生、天野椋太さん(20)は「プロ野球全体で支援してほしい。無理してペナントレースを開幕させる必要はないので、慈善試合としてやった方がいい」と話した。

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2011年3月14日のニュース