東北、水城を除きセンバツ代表者会議

[ 2011年3月14日 18:05 ]

 第83回選抜高校野球大会の代表者会議が14日、大阪市内で行われ、出場32校中、東日本大震災の影響を受けた東北高(宮城)水城高(茨城)を除く30校が参加した。大会開催の可否は18日の臨時運営委員会で協議する。

 15日には予定通り組み合わせ抽選会が行われるが、移動のめどが立っていない東北高は、1回戦最後のカードとなる大会第6日の第1試合に組み込まれる。水城高は14日夕に大阪入りし、抽選会に参加する。

 練習地の沖縄から地元の青森に戻れず、羽田経由で大阪入りした光星学院高の仲井宗基監督は「本当は野球なんかやっている場合じゃないという状況ではある」としながら「自粛して何になるかという気持ちもある。一生懸命やるだけ」と複雑な心境を話した。大館鳳鳴高(秋田)の斉藤広樹監督は「選手に動揺もあったが、大阪には無事に入れた。ユニホームを着たときは試合に集中しようと話している」と語った。

 各校の監督が出席し、注意事項などを説明する監督会議では、大会主催者から冒頭に「開催するかは18日に決まるが、まずは準備をするので各チームも粛々と準備をしてほしい」と説明があったという。

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2011年3月14日のニュース