楽天ナイン複雑な心境…初実戦も家族ら心配

[ 2011年3月14日 18:50 ]

 仙台市に本拠を置く楽天は14日、東日本大震災発生後初めての実戦となる横浜との練習試合を行ったが、選手は複雑な心境を抱えながらグラウンドに立った。

 選手会長の嶋は「ユニホームを着たらしっかりやるしかない」としつつ「みんな、まずは家族の状況について情報収集している。(被災地支援も)少しずつやっていけたらいい」と硬い表情。家族を仙台市内に残してきた岩村は「被災地のみんなが頑張っている。自分たちにできることをしっかりやらないと」と気丈に話した。

 交通環境が整うまでは本拠地に戻らない方針で、15日は震災前の予定通り名古屋へ移動する。山崎は「どうなるか分からないが(予定通り)25日が開幕だと思ってやるしかない」と口にした。

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2011年3月14日のニュース