森野、NPBに物申す「練習試合はいいのか」

[ 2011年3月14日 06:00 ]

オープン戦が中止となり、ナゴヤ球場で守備練習をする森野

 中日の森野選手会長が13日、オープン戦開催などに関して日本野球機構(NPB)による公平な対応を要望した。

 ナゴヤ球場での練習後に、東日本大震災の影響でオープン戦の中止が相次いでいることについて「個人的にはNPBがリーダーシップを発揮し、開幕へ向けた準備を公平にしてほしい」と話した。非公式試合のオープン戦開催の可否決定は主催球団の判断に委ねられ、中止の際の代替措置も合同練習や紅白戦などさまざま。森野は、本拠地である仙台市が被災した楽天の事情も念頭に「オープン戦は駄目で、練習試合はいいのか。(楽天など)本拠地が使えないチームもあるのに不公平」と訴えた。

 また森野は、選手会として義援金100万円を被災地に送ることを発表。「少しでも力になれれば。災害の大きさを考えれば微々たるものだが、他球団も続いてくれるといい。(今後は)ナゴヤドームに募金箱も置きたい」とした。

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2011年3月14日のニュース