星野監督“開幕延期すべき”ロッテも開催に難色

[ 2011年3月14日 14:49 ]

 楽天の星野仙一監督は14日、25日に迫っている本拠地、Kスタ宮城でのロッテとの今季開幕戦について私見とした上で「やろうと思うから結論が難しくなる。やめて、新しくスケジュールを組み替えるという方が前向きだ」と述べた。12球団は15日に臨時の実行委員会を開き、今後の対応を協議する。

 東日本大震災の影響で球場が損傷を受けているが、星野監督は「それは小さなこと」とし、東北地方を中心に広がっている甚大な被害を考慮すべきだという考えを示した。楽天の米田純球団代表は「物理的にどうなんだというのもあるし、物理的にできればいいのかというのもある」と口にした。

 ロッテの石川晃球団運営本部長は仙台への移動が難しいことなどを挙げ「間違いなく試合数は減るだろうが(開幕を)2、3週間遅らせてもいい」と球団としての考えを示した。

 ソフトバンクの秋山幸二監督は「遅らせてもやむを得ない。(選手も)体調を整える以外に、精神的に不安を抱えている部分も多い。そういったことも考慮して。いずれにしても決定に従う」と開幕延期に理解を示した。

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2011年3月14日のニュース