横浜 新沼 母と兄の家族と連絡取れず「いろんなことを考えてしまう」

[ 2011年3月14日 09:17 ]

宮城県出身の新沼は家族と連絡が取れず目を潤ませる

東日本大震災

 横浜・新沼の心中のつらさは計り知れない。

 安眠などもできるはずがない。新沼の目は真っ赤に充血していた。実家は宮城県石巻市内の渡波地区。現在も多数の行方不明者がいる中、母・富貴子さんと連絡が取れていない。さらに近隣に住む兄・信宏さんの長女(小学4年生)、次女、長男(ともに保育園児)の安否も不明といい「いろんなことを考えてしまう。下の2人は小さいから本当に心配」とつらそうに話した。

 紅白戦には6回から出場。2イニングを守ったが、家族のことがずっと頭から離れなかった。

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2011年3月14日のニュース