“オリの先発6本柱入り”近藤に合格点

[ 2009年3月27日 18:29 ]

 【中日1―3オリックス】オリックスの近藤がオープン戦4度目の先発で、初めて無失点でマウンドを降りた。6回まで許した安打は3本。一度も三塁を踏ませない好投に「いいイメージでオープン戦を終えられた」と納得した様子だ。

 ただ、調子自体は良くなかったという。三振はなく、2併殺を含む18個のアウトはすべて打たせて取った。「球があんまり走ってなかったんだと思う。2ストライクになる前に、相手が甘い球を打ち損じてくれたから」と分析した。
 過去3度のオープン戦登板では、計14イニングを投げて10奪三振。普段はテンポの良い強気の投球術が持ち味だが、この日の内容を「いつもと違うスタイルを見せられたことを、プラスに考えたい」と冷静にとらえた。
 昨年初めて10勝をマークし、今季は先発6本柱の一人として期待される。ソフトバンクとの開幕2戦目で先発が予想される25歳に、大石監督は「全体的にはいい投球をした。これで大丈夫」と合格点を与えた。

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2009年3月27日のニュース