岩隈、田中がチーム合流「いい経験伝えたい」

ＷＢＣを終えてチームに合流し記者会見する楽天の岩隈（左）と田中両投手＝２７日午前、仙台市のクリネックススタジアム宮城

　ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で日本の連覇に貢献した楽天の岩隈久志、田中将大両投手が２７日、仙台市のクリネックススタジアム宮城でチームに合流し、記者会見を開いた。また、所沢市の西武ドームでは、涌井秀章投手と中島裕之、片岡易之両内野手の「凱旋セレモニー」が行われた。

　決勝など３試合に先発し、いずれも好投した岩隈は「いい経験をしたので、それを少しでもチームメートに伝えたい」と話した。４月３日の日本ハムとの開幕戦（札幌ドーム）では、同じくＷＢＣで活躍したダルビッシュ有投手と投げ合うとみられる右腕は「楽しみ」と口にした。田中は３月２８日の中日とのオープン戦（ナゴヤドーム）で先発する予定で「気持ちは切り替わっている。どれだけ長い回を投げられるか、確認したい」と気持ちを新たにしていた。
　中島は「世界一になって帰ってきました。熱い応援、ありがとうございました」とファンにあいさつした。