工藤、55%減も「ことしは働いていない」

[ 2008年12月9日 18:17 ]

契約更改交渉後、記者会見する横浜の工藤公康

 球界最年長選手で来季で28年目を迎える横浜の工藤公康投手(45)が9日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、野球協約で定められた減額制限を超える約55%減の年俸5000万円でサインした。

 今季は4月1日の登板で実働年数がプロ野球最長記録となる27年を達成したが、その後は左ひじの故障により2軍でのリハビリが続いた。大幅ダウンにも工藤は「ことしは働いていないので何があっても(提示を)のもうと思っていた」と話した。
 今季は3試合の登板で0勝2敗、防御率5・27と1984年以来の未勝利に終わったこともあり「来季は勝つことにこだわっていきたい」と巻き返しを誓っていた。(金額は推定)

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2008年12月9日のニュース