オリオールズ監督は川上、上原獲得を熱望

[ 2008年12月9日 13:08 ]

 オリオールズが、川上憲伸、上原浩治両投手の獲得に熱意を示した。編成を統括するマクフェイル球団社長は「先発陣の強化は以前からの課題。両投手に関しては素晴らしい報告が上がっている。近く代理人に会いたい」と言葉に力を込めた。

 オリオールズは昨季、3地区制になった1994年以降初めて地区最下位に転落。チーム防御率はア・リーグ14チーム中13位の5・13と低迷した。
 トレンブリー監督も既に両投手の映像をチェック済み。「獲得できるかは別として、加入すればチームを助けてくれるだろう。2人ともメジャー級の投手だ」と話した。
 川上の代理人のエバンス氏は「環境面や優勝争いに絡む力があるか、彼の存在が生きる編成か」などを基準に球団を絞るとし「ここは情報を集める場。急ぎたくない」とじっくり臨む構えを見せている。
 ただ、不況の影響もあり鈍い滑り出しの移籍市場に、早い段階から名前が挙がった。川上、上原両投手にとっては朗報と言えるだろう。(共同)

続きを表示

2008年12月9日のニュース