マダックス「野球できないのは寂しい」

[ 2008年12月9日 09:31 ]

現役引退を発表し、記者の質問に答える米大リーグ歴代8位の通算355勝を挙げたグレグ・マダックス投手

 マダックスは両親や妻子が見守る中、水色のポロシャツ姿で引退会見に臨んだ。

 ―引退する気持ちは。
 「投球だけでなく、打撃も走塁もできなくなるのが寂しい。試合の1回から9回までに起きることだけでなく、同僚とのゴルフや(移動の)機中でのカードゲーム、野球にかかわるすべてのことが、時間を追うほど懐かしくなるだろう」
 ―若手への助言を。
 「何かを学ぶには失敗がつきもの。ミスを恐れず、同じ過ちを繰り返さないことが大事」
 ―球数の少ない理由は。
 「球が速く、変化球が大きく曲がれば球数は増える。ボールを微妙に動かし、制球に気を配ってストライクゾーンに投げれば、三振は減っても球数が少なく済む」
 ―成功できたのは。
 「野球以外のことを妻が支えてくれたから。投球以外の心配をしなくて済んだことで、登板に集中できた」(共同)

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2008年12月9日のニュース