西武・三井が大リーグ挑戦へ

[ 2008年12月9日 16:43 ]

三井浩二

 西武の三井浩二投手(35)が9日、ポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグに挑戦することを表明した。球団も了承した。西武で同制度を生かしてメジャーに挑戦するのは森(元デビルレイズ)、松坂(レッドソックス)に続き3人目となる。

 三井は「去年からお願いしていた。球団に受け入れてもらい感謝している。向こうで野球人生が終わるぐらいのつもりで行きたい」と話した。
 三井は北海道・足寄高から新日鉄室蘭―新日鉄広畑を経て2001年にドラフト2位で西武入団。8年間の通算成績は263試合に登板して36勝19敗1セーブ、防御率4・41。

 ▼三井浩二投手の話 球団には本当に感謝している。06年の日米野球から徐々に気持ちが強まった。米国で野球人生を終わるぐらいのつもり。不安もあるが期待も大きい。どこでもやってやろうという気持ち。

 ▼西武・前田康介球団本部長の話 西武に貢献してくれた選手。球団としては容認した。(入札の)金額うんぬんは検討するが、基本的には本人の希望を尊重したい。

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2008年12月9日のニュース