【リーグワン】神戸のレニーHC、来季からのカテゴリー新規定に異議「悲しい」「特例を認めるべき」

[ 2026年4月23日 13:49 ]

レニーHC
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 ラグビー・リーグワン1部の神戸で指揮を執るデイブ・レニー・ヘッドコーチ(HC、62)が23日、来季から導入されるリーグワンの新たなカテゴリー制度に対して異議を唱えた。この日の練習後に取材に応じた。

 26~27年シーズンから適用される新規定では、日本で義務教育期間の6年以上を過ごすなどの条件を満たさなければ、海外出身選手はこれまでより出場に制限がある登録区分となる。日本出身選手の出場機会を増やす新たな選手登録規定に対して20日、独占禁止法に違反するとして海外出身で日本国籍を取得した選手らが公正取引委員会に申告した。

 申告者には日本代表として2019年のワールドカップ(W杯)で初の8強入りに貢献したラファエレ・ティモシー(34=神戸)や中島イシレリ(36=神戸)、具智元(31=神戸)らが名を連ねており、ともに神戸で戦ってきたレニーHCが声を上げた。

 「自分の感覚からいえば、悲しい。例えばラファエレに関して言えば、彼は16年も日本にいて、日本国籍を取得して代表キャップは28もある。人生をこの国に懸けてきた選手たちが割を食うのはどうなのか。日本に多大な貢献をしてきたメンバーがそういう扱いをされるのがどうなのか。再検討するのが遅いとは思わない」

 新規定では現行のカテゴリーAが区分化され「A―1(小中学校の義務教育9年間のうち、6年以上を日本で過ごした選手)」と「A―2(上記以外で他協会の代表歴がなく、日本協会における48カ月以上の継続登録がある選手)」となる。A―2の選手でも日本代表30キャップを持つ選手はA―1となるが「代表資格を得た上で30キャップを獲得するのはかなり長い期間になる」とレニーHCは話す。

 背景にある、日本人選手の出場機会を増やす意図には理解を示す。ただ、一方で「少し他の国と考え方が違うのかなと思う」とレニーHC。規定を変えるならば段階的に変更していくべきだと主張し「日本のラグビーに多大な貢献をしてきた選手には特例を認めるべき」とした。

 レニーHCは今季限りで神戸のHCを退任し、その後はニュージーランド代表HCに就任する。

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