【柔道皇后杯】3年ぶり10度目出場の“闘う医学生”朝比奈沙羅「立派な試合ができるよう」

[ 2026年4月18日 17:53 ]

<柔道皇后杯全日本女子選手権前日会見>翌日の大会本番へ意気込みを語った(左から)前年準優勝の白金未桜、前年優勝の田中伶奈、3年ぶりに出場する朝比奈沙羅
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 あす19日に横浜武道館で行われる柔道女子の体重無差別で日本一を争う皇后杯全日本女子選手権の前日会見が18日、同会場で行われ、3年ぶり10度目の出場となる朝比奈沙羅(29=FUKUDEN&GRIP)が出席。「自分らしい立派な試合ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 世界選手権では17年(無差別)、18、21年(78キロ超級)と3度の頂点に立っている朝比奈は、医師を目指して20年4月に独協医大へ入学。柔道では23年9月のグランドスラム・バクー大会を最後に1年半のブランクがあったが、昨年3月の東京都選手権で復帰。2回戦で敗れたため今年3月の大会に再挑戦し、4強入りを果たして3年ぶりの出場権を獲得した。

 1年半のブランクについて、朝比奈は「勝てない自分に何の意味があるのかと考えて、柔道を離れた。ふと思ったのが、このままでは終われないということ」と“引退状態”から復帰を決めた理由を説明。「正直、辞め時を逃した」と苦笑いしつつも、「自分自身が今後、柔道家としてどう生きていくかを考えられるような試合にしたい」と大会の中で模索していく考えを示した。

 医学部では留年もあったが、新年度からは晴れて5年生に進学し、病院実習が始まったという。それもあって「疲れはたまっている」といい、練習については「月曜日はウエートトレーニング、火曜日と木曜日は(所属している)ラグビーで、水曜日と金曜日で柔道。柔道は週3回やれればいい方」と明かした。それでもラグビー部の活動では「タッチフットをしたり、実戦形式の動きをして、走れるようになって、スタミナも付いてきた。楽しく(柔道にも)いい効果があった」と話した。
 「闘う医学生」を自称し、五輪出場こそないが皇后杯でも17年に優勝するなど、大きな足跡を残してきた朝比奈。大台となる10度目の出場でも、朝比奈らしい闘いざまを見せつける。

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