京産大 躍進のカギを握る3選手 急成長の大器・石橋、大黒柱・ポルテレ、得点源のキック・高木

[ 2025年12月13日 05:30 ]

大きな得点源になる高木の足
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≪LO石橋 ジョーンズHCの金言胸に≫

 LO石橋チューカ(3年=報徳学園)は全国舞台で成長した姿を見せる。入学当初は90キロだった体重は106キロまで増量し、目標の110キロはもうすぐだ。3年生ながらリーダーに選出され、「発言することが増えて、責任も凄く感じる。メンタルやプレーのところも大きく変わった」とうなずく。初めはリーダーの提案を断ったというが、今では前向きに捉えている。

 昨年はU20日本代表に選出され「ワールドラグビーU20トロフィー」に出場。今春はU23日本代表のオーストラリア遠征に参加し、世界への扉が大きく開けた。日の丸を背負う経験が増え、日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチからは「あまりちゅうちょせず、考えすぎずにプレーしたらいい」とアドバイスをもらったという。特にタックルに関して大きな刺激を受け、「とにかく前に出続ける意識は凄く変わった」と話すように、効果はてきめんだった。

 まずは初戦の慶大戦で持てる力をすべてぶつける。4強の壁を突き破り、さらなる高みを目指す戦いがまもなく始まる。「FWの戦いになる。チャンスが残されているので、精いっぱい頑張りたい」。成長著しい21歳の大器が起爆剤になる。

≪No・8ポルテレ 静かなる闘志≫
 大黒柱のNo・8シオネ・ポルテレ(4年=目黒学院)は不退転の覚悟で大学ラストイヤーに勝負をかける。身長1メートル84、110キロ。50メートルを6秒フラットで走る巨漢FWは1年から主力で国立の舞台を経験してきたが、4強の壁にはね返されてきた。「この3年間、終わり方が良くないなと思います」と静かに闘志をたぎらせた。
 優勝がかかった天理大との全勝対決。パワフルな突破は健在でトライを決めたものの、ライバルに屈した。「相手が僕にボールが回らないよう徹底していた。悪いところを見直し、一日一日の練習に取り組んでチームを引っ張りたい」と気合を入れ直した。
 今季は毎日、朝練のウエートルームに一番乗りで向かうことを心がけたという。他の部員の出席を確認し、リーダーの一人として常に自覚を持って行動するようになった。「京産大に入って良かった。今年こそベスト4の壁を破りたい」――。熱い思いを胸に刻み、ピッチへ向かう。

≪SH高木 足で存在感≫
 SH高木城治(3年=東福岡)の足は大きな得点源だ。今季の79得点は天理大SO上ノ坊の105得点に次ぐ2位。31G4PGと正確なキック力が光った。昨年2月、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ率いる日本代表の候補合宿に追加招集され、同8月のパシフィックネーションズカップ初戦のカナダ戦に臨む遠征メンバーにも選出された逸材。全国の舞台で接戦になればなるほど、高木の足は存在感を増しそうだ。

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