【男子ゴルフ】57歳の深堀圭一郎が石川遼や中野麟太朗と同じ61位で4年ぶりの大会予選通過

[ 2025年11月14日 21:23 ]

男子ゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ第2日 ( 2025年11月14日    静岡県 太平洋クラブ御殿場コース=7262ヤード、パー70 )

 <2025三井住友VISA太平洋マスターズ第2日>お楽しみ抽選会に参加する深堀圭一郎(大会提供)
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 主催者推薦で出場している大会アンバサダーの深堀圭一郎(57=フォーラムエンジニアリング)が、23年ゴルフパートナーPRO―AM以来となるレギュラーツアーでの予選通過を果たした。この大会で予選を突破するのは47位に入った21年以来4年ぶりだ。

 「必死でしたけど、良いペアリングで回れたのが一番でした。そこは主催者の方に感謝です」。同組で回ったのは48歳の近藤智弘と53歳の宮本勝昌。レギュラー時代にしのぎを削った同年代のベテランとの息の合ったラウンドに背中を押され、後半の1番で2メートルのバーディーパットを沈めるなど73とスコアをまとめた。注目の石川遼やプロデビュー戦の中野麟太朗と同じ通算3アンダーの61位で決勝ラウンドに駒を進めた。

 「今年は体の状態の良くなくて、調子がずっと悪かった」と主戦場のシニアツアーでもなかなか結果を残せなかった。トップ10入りは1度もなく、最高は9月の日本プロシニアの12位だった。

 「それが今週の火曜日の羽川(豊)さんのプロアマで体の動きが良くなって、(今大会に向けて)良かったなと思っていたんです。だから(大会が始まる前は)恥をかいてもいいから、迷惑をかけない程度に回りたいと思っていました」と笑顔で振り返った。

 前週は悲しい知らせもあった。ゴルフ中継で一緒に仕事をしていた日本テレビの菅谷大介アナウンサーが8日に消化管からの出血のため亡くなった。菅谷氏のアナウンサーとしての最後の仕事となったのが、2日に放送されたフォーティーネット・プレヤーズカップ最終日の実況だった。深堀はその時に解説を務めていただけにショックは大きかった。

 「連絡を受けた時は膝の力が抜けたようになりました。闘病していたのは知っていましたが、本当に凄くお腹からしっかりした声で、素晴らしい実況でした。結果的に最後になってしまいましたが、さすがプロフェッショナルという仕事を見させてもらいました」

 菅谷氏は最終戦の日本シリーズ(12月4日開幕)の実況も担当する予定だったという。そのため、深堀は今大会の前夜祭で選手会長の谷原秀人と副会長の石川遼と同席した際に、日本シリーズの時に出場選手が喪章を付けてプレーすることを提案。2人もそれに賛同し、大会3日目に実施する方向で調整することになった。

 「“またシリーズでね”と(菅谷氏に)言って分かれたのが最後の会話になってしまいました。本当にアスリート思いのアナウンサーで、ゴルフ界に貢献された方でした」としんみりとした表情で故人をしのんでいた。
 

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