引退発表の元小結・遠藤が会見 終始笑顔で「悔いは一切ない。本当に幸せな相撲人生でした」

[ 2025年11月9日 15:35 ]

<大相撲遠藤引退会見>報道陣から花束を送られる遠藤(撮影・岡田 丈靖)
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 1日付けで現役を引退し年寄「北陣」を襲名した大相撲の元小結・遠藤(35=追手風部屋)=が9日、福岡市内のホテルで引退会見を行った。大好きな桜色の着物を羽織った遠藤は終始笑顔。「まだちょっと引退したという実感はありませんが、これから感じていくのかなと思っています」と心境を語った。

 両膝の痛みは限界に達していたが、現役のうちは手術をしないをモットーに頑張ってきた。今年夏場所で勝ち越しを決めたが「もういっぱいいっぱいだった」と手術を決断。名古屋場所、秋場所を全休し左右の膝を2度手術。再起を目指したが「リハビリするなかで気持ちが変わっていった」と明かした。師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)にも引退の意向を伝えると「良く頑張った。お疲れさん」とねぎらいの言葉をもらったという。

 日大時代でアマチュア横綱に輝き2013年春場所で幕下10枚目格付け出しで初土俵。わずか3場所で新入幕を果たすなど、ざんばら髪でのスピード出世で注目された。端正な顔立ちに加え永谷園のテレビCMに起用されると爆発的な人気を集め、不祥事で低迷していた相撲界を支えた。12年半の力士人生を振り返り「悔いは一切ないですね。たくさんの方に応援をいただきまして、本当に幸せな現役の相撲人生だったと思います」と清々しく述べた。

 今後は追手風部屋付き親方として後進の指導にあたる。「強いお相撲さんを育てていきたいという気持ちもございますが、たくさんの方に応援していただけるような力士を育てたい」と話した。

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