全国学生相撲選手権が開幕 混戦必至の個人戦、学生横綱は誰の手に?団体戦は日体大が連覇なるか

[ 2025年11月1日 11:24 ]

全国学生相撲選手権が行われる堺市大浜公園相撲場(23年撮影)
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 第103回全国学生相撲選手権大会が1日、大阪・堺市大浜公園相撲場で開幕した。全国から35校が参加する学生相撲最高峰の大会。きょう1日に個人戦とCクラス団体戦、あす2日にBクラスとAクラスの団体戦が行われる。

 学生横綱の称号を懸けて争われる個人戦は、例年以上に混戦が予想される。今季ここまで全国タイトルを複数獲得した選手は3人。木下優希(東農大4年)が全日本大学選抜宇和島大会と全国学生体重別135キロ以上級と全国大学実業団対抗刈谷大会の3冠、篠侑磨(金沢学院大3年)が全国大学選抜宇佐大会と全日本大学選抜金沢大会の2冠、杉本弘樹(日体大3年)が全国学生体重別無差別級と国民スポーツ大会で2冠を獲得している。今季の成績をポイント化した学生ランキングでは、西出大毅(日大)が1年生ながら上記の3人を上回っている。全国学生体重別大会以外の全大会でベスト8以上に入る抜群の安定感を誇っており、今大会でも中村泰輝(現横綱・大の里)以来となる1年生学生横綱の期待がかかる。

 他に、全国大学選抜十和田大会を制したバヤルボルド(日体大2年)、今季前半は欠場が続き7月から戦線復帰したリ・ビル・クリストファー(日体大4年)らがランキング上位に名を連ねる。また、昨年の国民スポーツ大会優勝の実績を持つ大森康弘(金沢学院大4年)も出場予定。5月の宇佐大会で左肩を負傷して以来半年ぶりの復帰戦となり、回復具合も含めて注目が集まりそうだ。今年はかつての中村泰輝や草野直哉(現幕内・義ノ富士)のようにインカレ前の時点でタイトルを量産しているような選手がおらず、実力が分散した群雄割拠の印象が見受けられる。

 Aクラス団体戦も混戦模様。今季行われた5人制の全国大会4大会では、宇和島大会で東洋大、宇佐大会で日大、金沢大会で日体大、十和田大会で中大とそれぞれ異なるチームが優勝を果たしている。この中では、宇佐大会の他に東日本学生選手権と3人制の選抜大会2つを制している日大が実績では優位。西出大毅、鮫島輝、ムンフビルグーンの1年生トリオや、今季からレギュラー入りした伊賀慎之助(2年)も含めた新戦力の活躍が目立っている。

 昨年優勝の日体大は今季、金沢大会に加えて9人制の東日本学生リーグ戦でも優勝。主将のクリストファーは「去年に続いて個人と団体の完全優勝を目指す」と今大会にかける思いを語っていた。デルゲルバト(2年)とバヤルボルド(2年)は交代選手、杉本弘樹(3年)は予備登録で先発メンバーに入っておらず、選手層が厚い中でポイントゲッターをどこで起用してくるかにも注目が集まる。一昨年優勝の近大は、今季ここまで全国大会での入賞なし。苦戦を強いられている印象だが、地元大阪開催のインカレでは直近7大会中5大会で決勝進出を果たしており今年も地元パワーを発揮できるか。また、昨年に続いて今年もAクラス決勝トーナメントでは試合ごとにオーダー変更可能な「フリーオーダー制」を採用。交代選手も含めて誰をどこで起用するか、指揮官の采配も勝敗を左右することになりそうだ。

 この日、開会式に先立って行われたCクラス団体戦は慶大が優勝した。慶大は昨年Bクラストーナメント1回戦で敗れており、今年は19年ぶりにCクラスからのスタートとなっていた。Cクラス上位4校は2日目に行われるBクラス団体戦に出場する。

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