渋野日向子 “変身”国内ツアー初の首位発進 パット修正で復調「ちょっとビックリ」

[ 2025年10月18日 05:20 ]

女子ゴルフツアー富士通レディース第1日 ( 2025年10月17日    千葉・東急セブンハンドレッドクラブ )

13番、笑顔でティーショットの打順を待つ渋野日向子(撮影・会津 智海)
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 自己ワーストタイの5試合連続予選落ち中の渋野日向子(26=サントリー)が、7バーディー、1ボギーの66で回り、6アンダーで国内ツアー自身初となる首位スタートを切った。低調だったパットが復調し、4年ぶりの日米通算8勝目へ手応えをつかんだ。1打差の2位に渡辺彩香(32=大東建託)と佐久間朱莉(22=大東建託)が続いている。

 18番で3メートルのパーパットを打った渋野はカップインを確信し、右手を上げかけた。だが、ボールはカップの縁を一周して外に出てしまった。「いやー入ったと思ったんですよ。超かっこ悪いじゃん。でも何かそういうところが自分らしいかな」と照れくさそうに笑った。最後は締まらなかったが、前週から一変させたパットでスコアを伸ばし「ゴルフが楽しかった頃を思い出し、凄くうれしかった。これをしっかり続けていけば良い方向にいくんじゃないか」とうなずいた。

 前週、米ツアー4戦と合わせ自己ワーストタイとなる5試合連続の予選落ちを喫した。主戦場とする米ツアーでは6~7月にも4試合連続で予選落ちし、年間ポイントランクは現在104位と80位以内のシード権獲得が厳しい状況だ。その原因の一つがパット。持ち味の思い切りの良さが影を潜め「5メートルのパットもパーを取りにいっているような感じだった。構えたらちょっと動いたりリズムも全体的にバラバラだった」。そこで思い切って14日に「5年ぶりくらい」に福岡の練習スタジオを訪れ、データを基に科学的なアプローチで修正。手の感性で打っていたのを大きな筋肉で打つよう心がけ、復調のきっかけをつかんだ。

 1番で8メートル、2番で7メートルのチャンスを強気にねじ込むなどパット数も25でまとめた。相乗効果で6番では残り25ヤードからチップインバーディーも決めた。「ショットは50%。でも許せる範囲は広がった。(首位は)ちょっとビックリしている。どうしたらいいか分からない。まだ1日目だし、まだ本当に何が起きるか分からない自分なので。でもチャンスはつかみたいので頑張ります」。暗いトンネルの先に一筋の光が見えてきた。

 《国内では4年ぶり》渋野が国内ツアーで初日に首位に立つのは初めて。米ツアーでは23年スコットランド・オープン以来で首位発進(最終的に16位)している。首位に立つのも、同第2日以来で、国内では最後に優勝した21年10月の樋口久子・三菱電機レディース以来4年ぶり。

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