【競泳】現役復帰の古賀淳也がドーピング容認大会に「言いようのない憤り」自身は18年に陽性反応で処分

[ 2025年10月18日 16:30 ]

競泳日本短水路選手権第1日 ( 2025年10月18日    東京アクアティクスセンター )

古賀淳也
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 男子50メートル背泳ぎは、8月に自身のSNSで現役復帰を宣言した長水路日本記録保持者の古賀淳也(38=スウィン)が出場。決勝は23秒99で5位に終わったが、「緊張した。38歳を過ぎて、(予選と決勝の)1日2本、全国大会で泳ぐのはしんどいと思われがちだが、それ以上に楽しさが勝っている」と振り返った。

 09年世界選手権100メートル背泳ぎ金メダル、16年リオデジャネイロ五輪代表などの実績を持つ古賀は、昨夏のパリ五輪代表入りを逃した24年3月の選考会を最後に一度は現役を引退。それでも今年4月に28年ロサンゼルス五輪で最も得意とする50メートル背泳ぎの実施が決まり、復帰を決断。すぐさま本格的な練習を再開し、8月の東京都社会人チーム対抗水泳競技大会に出場し、全国レベルでは今大会が復帰後初レースとなった。

 3年後のロス五輪は41歳で迎える古賀。決勝で隣のレーンで泳いだ平田統也(坂出伊藤SS)は16歳と2周り近い後輩とのレースには「後輩たちのいい刺激にもなっていると思うし、僕自身も若い力をもらっている」と笑顔。3大会ぶりの出場を目指す五輪に向けては「五輪に背泳ぎの選手として出場するチャンスが、細い道筋だが見えたのが一番の(復帰の)要因」と話した。

 18年にはドーピング違反により2年間の資格停止処分も味わうなど、紆余(うよ)曲折ある競泳人生を歩んできた38歳。それだけに来年5月に米ラスベガスで開催される予定のドーピング容認大会「エンハンスト・ゲームズ」には容認できない気持ちもあるようで、「僕は意図的ではないにしても、一度ドーピングに引っかかった。自分の知っている選手も、出場を表明し出している。もの凄く、言いようのない怒りというか、憤りを感じる。そういうことをしなくても、世界記録をいくつになっても狙って、世界の舞台で戦い、タイムの向上ができると信じている。(自分の復帰が)そういうアピールにもなると思う」と語気を強めた。

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