【リーグワン】埼玉・堀江翔太コーチがスクラムを改革「正しい体の使い方」佐藤義人トレーナーと共同指導

[ 2025年10月9日 18:17 ]

今季からFWコーチに就任した元日本代表の堀江翔太氏(撮影・前川 晋作)
Photo By スポニチ

 ラグビー・リーグワン1部の埼玉は9日、埼玉県熊谷市内のグラウンドで全体練習を行った。

 一昨季限りで現役を引退した元日本代表HOの堀江翔太氏(39)が今季からFWコーチに就任。昨季はアンバサダーとして週1回の指導だったが、新チームがスタートした8月下旬からはほぼ毎日グラウンドに立っている。新たに取り組んでいるのは、スクラムの“改革”。「昨季とは全く別ものの新しいスタイルのスクラムを作り上げている。はたから見たら分からないけど全然違う」と説明した。

 最も重視しているのは「正しい体の使い方」。現役時代に首を痛めて手術した経験から「ケガが少なく、強いスクラムが一番良い。スクラムはケガしやすいので、どれだけケガを少なくできるかで一人一人の選手寿命も変わってくる」と力説した。自身は2015年2月に首を手術し、9月のW杯イングランド大会で完全復活。アスレッチクトレーナーの佐藤義人氏から「正しい体の使い方」を学んだことが復活につながり、その後も佐藤トレーナーの指導を受け続けてきた。

 現役引退後は、“サトトレ”と呼ばれる独自のメソッドを後輩たちに伝授。佐藤トレーナーをグラウンドに招く日もあり、一緒に映像を見ながらFW選手一人一人の動きを分析して指導に取り入れてきた。新チーム始動から1カ月半。新たな取り組みにも「選手たちの感触は良い」と手応えを得ていた。

 堀江コーチは、自身の経験を踏まえ「スクラムは体のぶつかり合いなので、体の使い方が大きく出る」と重要性を説く。佐藤トレーナーはラグビー選手を始めとする多くのアスリートをトレーニングやリハビリの指導でサポートしており、最近では大相撲の小兵力士・炎鵬の脊髄損傷からの復活も支えてきた。W杯4大会出場経験を誇るレジェンドと、凄腕トレーナーとの“融合”。12月13日開幕の2025―26シーズンで4季ぶりの王座奪還へ、新任コーチが大きな原動力となる。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年10月9日のニュース