しぶこスマイル「取り戻す」 国内3週連続参戦で米ツアーシードへ弾み

[ 2025年10月9日 05:30 ]

10日開幕 スタンレー・レディースホンダ ( 静岡・東名CC )

練習ラウンド中に笑顔の渋野日向子
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 女子ゴルフのスタンレー・レディースホンダは10日から3日間、静岡県の東名CC(6435ヤード、パー72)で開催される。約7カ月ぶりの国内ツアー参戦となる渋野日向子(26=サントリー)は9ホールの練習ラウンドで調整した。8日までに、23日から兵庫県のマスターズGCで開催される国内屈指の高額賞金大会「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース(スポニチ主催)」へのエントリーを済ませた。今大会から3週連続で国内ツアーに参戦し、不振脱却を目指す。

 渋野は覚悟を決めて日本に一時帰国した。この日は「吹っ切れないと、前に進めない。これで人生が終わるわけではないと思って、めっちゃ前を向いています」と明るい表情を見せた。

 22年から主戦場とする米ツアーで来季の出場権獲得が危うく「崖っ縁にいる」。前週の米ツアーのロッテ選手権(米ハワイ)では4週連続の予選落ちとなり、試合後には大粒の涙を流した。年間ポイントランクは104位と低迷。80位以内のシード、試合数が限られる100位以内の準シードも圏外で、今後出場が決まっているのも11月の1試合のみだ。

 今週から始まる米ツアーのアジアシリーズ5大会には出場できないため、次週の富士通レディース、23日開幕の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」と合わせて3週連続で国内ツアーに出場することを決めた。「試合でしかつかめないものがある。ちょっとでも自信をつけて迎えたい」と逆転シード入りへ国内3連戦で弾みをつける狙いだ。最終予選会にもエントリーしており、最後まで米ツアーを諦めることはない。

 日本で取り戻したいものがある。「向こう(米国)では試合中、笑顔が少ない。練習ラウンドでも笑顔が多い中でできているし、試合でも見せられるといい。そういうところから昔の自分を取り戻していけたらなと思います」とトレードマークの笑顔が復活の鍵を握る。この日は同学年の木下彩、ルーキーの吉田鈴と9ホールを回り、一緒に富士山と写真に納まるなど、終始笑顔の絶えないラウンドだった。

 21年に2年ぶり復活優勝を挙げた大会でもある。木村彩子、ペ・ソンウ、当時アマチュアの佐藤心結とのプレーオフを制した。「凄く思い入れがある。上位で戦いたいです。頑張りたい!」。国内3連戦でまずは“しぶこスマイル”を満開にする。

 ◆米女子ツアー年間ポイント配点 通常の試合では1位=500点、2位=320点と順位に応じたポイントが加算され、10位=75点、20位=45点、30位=25点、50位=7.5点と続く。メジャー大会では1位=650点、10位=97.5点など配点も高い。現在、シード獲得の80位は270点、準シードの100位は209点。

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