長村改め「日向丸(ひむかまる)」と五島改め「藤凌駕」が新十両昇進決定!北の若と若ノ勝は関取復帰

[ 2025年10月1日 09:47 ]

長村改め「日向丸」(右)
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 日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)の番付編成会議を開き、長村改め日向丸(ひむかまる、21=木瀬部屋)と五島改め藤凌駕(ふじりょうが、22=藤島部屋)の2人の新十両昇進が決まったと発表した。また、北の若(24=八角部屋)と若ノ勝(22=常盤山部屋)の再十両昇進も決まった。北の若は4場所ぶり、若ノ勝は3場所ぶりの関取復帰となる。

 長村改め日向丸は、自己最高位の西幕下2枚目で臨んだ秋場所で5勝2敗。初めて5枚目以内に番付を上げた場所で「何が何でも上がってやる」と宣言していたとおり一発でチャンスをつかみ取った。勝ち越しても昇進確実とは言えない状況だったが、14日目に十両・宮乃風との“入れ替え戦”が組まれて持ち味の突き押しで圧倒。この勝利で昇進を確実にした。

 2023年初場所初土俵の同期生には、出世頭の幕内・藤ノ川(20=伊勢ノ海部屋)、同学年の元高校横綱・豪ノ湖(21=武隈部屋)、静岡・飛龍高の同級生でもある聖富士(21=伊勢ケ浜部屋)らがいた。現在の大学3年生にあたる2004年度生まれ世代では、藤ノ川に続いて2人目の関取昇進。飛龍高からは磋牙司、栃飛龍、翠富士、熱海富士、大青山に続いて6人目。宮崎県出身では琴恵光(現・尾車親方)以来の関取誕生となった。

 五島改め藤凌駕は、幕下最下位格付け出しデビューから所要4場所でのスピード昇進。負け越しなしで番付を上げ続け、秋場所は西幕下5枚目で6勝を挙げた。千秋楽の十両・旭海雄との一番は“入れ替え戦”。得意の突き押しから左四つに組み合って右上手で寄り切った。大一番を制した直後には「その場で勝つ相撲も大事だけど、次につながる相撲をと思っていた。来場所は高い壁にぶつかるかも知れないけどそれ以上に強くなれるように稽古したい」と話していた。憧れは師匠の藤島親方(元大関・武双山)。「自分の目指す相撲。基本的な稽古が身になっている」と、入門からの半年間で力をつけたことを実感していた。

 拓大では4つのタイトルを獲得。同学年の学生相撲界をけん引してきた。「学生出身力士が活躍しているので、自分もその一員になれれば」。スピード出世で土俵を沸かせてきた1学年上の草野(日大)、2学年上の横綱・大の里(日体大)、3学年上の幕内・尊富士(日大)らに続く活躍を誓った。2002年度生まれでは、幕内・熱海富士(23=伊勢ケ浜部屋)に続いて2人目の関取昇進。拓大出身では先場所の朝白龍に続いて2場所連続、愛知県出身としては魁勝(現幕下)以来の関取誕生となった。

 また、東幕下2枚目で4勝3敗の貴健斗(29=常盤山部屋)にも再十両昇進の可能性はあったが、今回は枠が空かなかったため見送り。東十両14枚目で7勝8敗の紫雷(33=木瀬部屋)が下に半枚で残留したと見られる。

 ◇長村 晃宏(ながむら・あきひろ)2004年(平16)6月30日生まれ、宮崎県延岡市出身の21歳。佐賀・北方相撲クラブで小6から相撲を始め、中学では地元の延岡相撲道場に通う。延岡南中2年時に全中8強。静岡・飛龍高に相撲留学し、3年時に全国高校総体8強。木瀬部屋に入門し、2023年初場所初土俵。2024年春場所で三段目優勝。身長1メートル73、体重142キロ。

 ◇五島 雅治(ごしま・まさはる)2003年(平15)2月27日生まれ、愛知県春日井市出身の22歳。中京クラブで小4から相撲を始め、中2の途中から和歌山・有田市立箕島中(現・有和中)に相撲留学。箕島高3年時に全国高校選手権(元日相撲)8強。拓大1年時に全国学生体重別無差別級準優勝、東日本学生新人戦準優勝。2年時に東日本学生体重別無差別級準優勝、全国大学実業団対抗和歌山大会準優勝。3年時に全日本体重別シニア重量級(115キロ以上)準優勝、世界選手権団体戦優勝(大将で出場)。4年時に全国大学選抜宇佐大会優勝、全国選抜大学社会人対抗九州大会準優勝、全国大学実業団対抗和歌山大会優勝、東日本学生選手権優勝、全日本大学選抜金沢大会優勝、国民スポーツ大会8強、全国学生選手権3位、全日本選手権3位。藤島部屋に入門し、幕下最下位格付け出しで今年春場所初土俵。身長1メートル80、体重178キロ。

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