【国スポ】相撲・少年の部個人戦 世界ジュニア王者の麻田遥人が高校通算7冠目 天皇杯も「優勝目指す」

[ 2025年10月1日 08:11 ]

国スポ少年の部個人戦の入賞者(左から)準優勝・甲斐田龍馬、優勝・麻田遥人、3位・俵幸平
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 国民スポーツ大会(旧国民体育大会)相撲競技が30日、滋賀県長浜市の県民共済ドーム長浜で行われた。競技2日目のこの日は、少年(高校生)の部団体決勝トーナメントと個人戦、成年の部団体予選が行われた。

 団体予選を3戦全勝した55人による個人戦トーナメントは、世界ジュニア選手権2連覇王者の麻田遥人(和歌山県・箕島高3年)が頂点に立った。決勝は甲斐田龍馬(東京都・足立新田高3年)と対戦。立ち合い左に動いて上手を取ると横から攻めて出し投げで勝負を決めた。勝った瞬間は喜びを表すことなく落ち着いた表情。土俵を降りてから歓喜の涙を流した。今季は全国高校選抜弘前大会、全国高校選抜大会、全国高校選抜宇佐大会、世界ジュニア選手権無差別級で優勝しており、これで5冠目。全日本体重別ジュニア重量級と世界ジュニア選手権重量級を制した昨年と合わせると通算7個目のタイトル獲得となった。

 身長1メートル80、体重120キロの均整の取れた体格で、得意とする右四つで前に出る相撲に加えて出し投げや外掛けなどのうまさも併せ持つ。9月だけで宇佐大会、世界ジュニア選手権に続いて3度目の優勝を果たした。世代最強の世界王者は「国内で優勝する方が難しい」とレベルの高さを表現し「団体戦で負けたので、あとはやるだけだった。優勝できてうれしい」と話した。この結果、11月30日に東京・両国国技館で行われる全日本選手権の出場権を獲得。大学生や社会人の猛者たちに挑む戦いへ向け「やるからには優勝目指して頑張ります」と大きな目標を掲げた。

 甲斐田は身長1メートル91、体重150キロの巨体を生かした力強い四つ相撲や強烈な突き押しで前に出る相撲が持ち味。全国高校総体3位、全国高校選抜十和田大会準優勝に続いて上位入賞となったが、今回もタイトルに届かなかった。また、高校横綱の澤田一輝(東京都・目黒日大高3年)は、サンチルガリデ(鳥取県・鳥取城北高2年)に上手投げで敗れて1回戦敗退。世界ジュニア選手権重量級優勝の尾川蓮太(熊本県・熊本農高2年)は、中西章翔(三重県・宇治山田商高3年)に敗れてこちらも初戦敗退となった。

 ▽個人戦3回戦
サンチルガリデ(鳥取・2年) 引き落とし 田中彰人(兵庫・3年)
俵幸平(鹿児島・3年) はたき込み 山田心太朗(和歌山・2年)
児玉颯飛(東京・3年) 上手投げ 上垣凛人(兵庫・2年)
麻田遥人(和歌山・3年) 外掛け 水島礼煌(富山・3年)
井上泰我(鳥取・3年) 上手投げ 長島吏夢(和歌山・2年)
野口明輝(石川・3年) 押し倒し 永松慧悟(埼玉・2年)
甲斐田龍馬(東京・3年) 寄り倒し 石川晟(秋田・2年)
田中東明(岐阜・3年) 寄り倒し 竹澤光(埼玉・2年)

 ▽準々決勝
俵幸平 寄り切り サンチルガリデ
麻田遥人 外掛け 児玉颯飛
野口明輝 押し出し 井上泰我
甲斐田龍馬 寄り倒し 田中東明

 ▽準決勝
麻田遥人 突き落とし 俵幸平
甲斐田龍馬 寄り切り 野口明輝

 ▽3位決定戦
俵幸平 突き落とし 野口明輝

 ▽決勝
麻田遥人 上手投げ 甲斐田龍馬

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