バドミントン宮崎友花 逆転勝ちで世界デビュー「コートの感覚はつかめた」19歳ヒロイン笑顔の初陣

[ 2025年8月27日 04:30 ]

バドミントン世界選手権第2日 ( 2025年8月26日    パリ )

 女子シングルス1回戦でトルコ選手に勝利した宮崎友花=パリ(共同)
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 女子シングルス1回戦で初出場の世界ランキング8位、宮崎友花(19=ACT SAIKYO)は同56位のネスリハン・アリン(31=トルコ)に2―1で逆転勝ちし、2回戦に進んだ。同5位の山口茜(28=再春館製薬所)はオーストラリア選手に2―0で快勝した。

 次代を担うホープが初出場の世界選手権で、辛くも初戦を突破した。宮崎は「緊張が大きかった」と振り返る中、格下に凡ミス連発で第1ゲームを失いながらも第2、第3ゲームで本領を発揮した。

 長身の相手のやや変則的な打ち方に戸惑ったのか、出だしはコートを大きく外すショットが目立ち、無難な球回しをしては強打を浴びた。そこで第2ゲームから「相手に(スマッシュを)打たせないようにした」と、低く速いロブを多用。甘い返球を仕留めていった。1時間以上プレーし「長い試合をしてコートの感覚はつかめた。それは次に生きればいい」と苦戦も前向きに捉えた。

 山口・柳井商工高時代から国際大会に出場し、22年には世界ジュニア選手権を制した。昨年12月の全日本総合選手権では女子シングルスで史上5人目の高校生女王となった。28年ロサンゼルス五輪では金メダルを期待される19歳は着実に世界ランキングを上げ、今大会には第8シードとして臨む。

 試合後は外国メディアにも取材を受け、注目度は高い。その取材では今季、スランプ気味であると明かした。「不安で苦しいというのはある。でも悪いプレーばかりでもなかったので、また一試合一試合、一本一本のラリーを頑張っていきたい」と自らを鼓舞するように話した。

 ◇宮崎 友花(みやざき・ともか)2006年(平18)8月17日生まれ、大阪市出身の19歳。バドミントンをしていた母の影響で6歳から競技を始める。卓球、テニスもプレー。山口・柳井中3年時に全国中学校大会で優勝、柳井商工では2、3年時に全国高校総体の個人、団体を2連覇。24年にA代表に昇格し、同3月のオルレアン・マスターズでツアー初優勝した。1メートル64。

【女子シングルス・山口 圧勝発進】
 女子シングルスで過去2度優勝の山口は圧勝で好発進した。わずか計9失点で「無理にスピードを上げようとしなくても、よく動けていた。落ち着いている」と涼しい顔で言った。隣のコートは地元フランス選手の試合で、場内は大声援が響いた。「急にトランペットが鳴ったり、パリ五輪の初戦も同じ感じだったなと思っていた」と昨夏の大舞台を思い出す余裕ものぞかせた。

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