【バレーボール】女子日本代表 崖っ縁からウクライナに逆転勝ち 石川主将「もっと質の高いバレーを」

[ 2025年8月26日 05:04 ]

バレーボール女子 世界選手権第4日   日本3―2ウクライナ ( 2025年8月25日    タイ・バンコクほか )

<日本・ウクライナ>ウクライナに勝ち、笑顔の石川(中央)ら日本(C)Volleyball World 
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 1次リーグが行われ、日本はウクライナを3―2のフルセットで下し、2連勝を飾った。主将のアウトサイドヒッター、石川真佑(25=ノバラ)がチーム最多29得点を挙げ、チームを0―2からの逆転に導いた。1次リーグは32チームを8組に分けて実施。各組2位までの16チームが決勝トーナメントに進む。あす27日には世界選手権2連覇中のセルビアと対戦する。

 苦しい時だからこそ、トスは石川に上がった。落とせば敗戦が決まるセットカウント1―2で迎えた第4セット。ジュースにもつれ込んだ25―24の場面で、「絶対に自分が取り切る」と後方からの難しい2段トスを相手コートに叩き込んだ。ここで流れを日本にたぐり寄せ、逆転へとつなげた。

 「まずは勝ち切れて良かった。苦しい場面の時こそ、しっかり戦い切ってセットを取ることが自分たちの経験になる」

 序盤は相手の高いブロックに苦しんだ。それでも諦めることなく、懸命にチームメートを鼓舞する25歳の姿があった。石川にとって世界選手権は苦い思い出が残る。前回22年大会は5位に終わり、「自分が決め切れなかった場面がたくさんあった」と言う。2年前から世界最高峰のイタリアでプレー。身長1メートル74ながら多彩な攻撃を磨いてきた。帰ってきた舞台でチーム最多29得点。勝負どころでの決定力が光った。

 6~7月のネーションズリーグでは、3位決定戦で敗れて4位。目標のメダルに一歩届かず悔し涙を流した。だからこそ「1、2セット目は反省しないといけない」と手放しに勝利を喜ぶことはない。次戦の相手は強豪セルビア。頼れる主将は、「もっと質の高いバレーをしていく」と気を引き締めた。

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