【玉ノ井親方 視点】持ち味生かし初金星の安青錦 崩れなかった90度に折った腰の形

[ 2025年7月15日 19:44 ]

<大相撲名古屋場所3日目>安青錦は渡し込みで豊昇龍(右)を破る (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 90度に折った腰の形が崩れなかった。安青錦の持ち味は、前傾姿勢を低く保ったまま取り続けられるところだ。レスリング仕込みの下半身の強さがそれを支えている。

 横綱の突き放しをかわして素早く右を差すと、体を密着させて圧力をかけた。左でまわしを引いた横綱が、強引に投げを打ってきても冷静に対処。タイミングを見計らったように、左手で横綱の足を渡し込んで横転させた。初日の琴桜戦でも左で無双を切って大関を倒しているように、馬力だけでなく器用さも兼ね備えた万能タイプの力士だ。

 一方の横綱は前日に早くも黒星を喫して、焦っていたのかもしれない。本来は右からの投げを得意としているのに、慌てて左から投げにいって墓穴を掘った。倒れ方もテーピングで固めた足首から崩れるような感じだった。先行きが少し心配になる負け方だった。(元大関・栃東)
 

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年7月15日のニュース