【柔道】女子63キロ級・嘉重春樺が初出場で初優勝!“寝技の女王”ロスの新星が憧れの舞台で頂点に

[ 2025年6月17日 06:09 ]

柔道世界選手権第4日 ( 2025年6月16日    ハンガリー・ブダペスト )

女子63キロ級で初出場優勝を果たした嘉重春樺
Photo By 共同

 女子63キロ級の嘉重春樺(25=ブイテクノロジー)が初出場で初優勝を果たした。

 初戦(2回戦)は唐(中国)に縦四方固めで20秒抑え込んで一本勝ち。3回戦はオベラン(クロアチア)に送り襟絞めで相手にタップさせて一本勝ちを収めた。準々決勝は、ボルド(モンゴル)に小内刈りで有効のポイントを取って優勢勝ち。準決勝はシルバ(ブラジル)を肩固めで20秒抑え込んで一本勝ちを決めた。決勝はブーシェマン・ピナール(カナダ)と対戦。互いにポイントが取れないままゴールデンスコアの延長戦にもつれ込むと、開始から4分47秒、崩れけさ固めで5秒間抑え込んで有効のポイントを奪い、初優勝を決めた。全5試合中4試合で寝技による勝利。“新・寝技の女王”が得意技で世界を制した。

 初出場の大舞台。出国時には「テレビでずっと見ていた大会なので、自分が出場するという実感は正直湧いていない。初出場で他の選手に比べて経験が浅いので、挑戦者の気持ちで思い切って戦って優勝して、少しでもロサンゼルス五輪に近づけたい」と意気込みを語っていた。

 同階級は、2016年リオ五輪から3大会連続で高市未来が五輪に出場してきた。昨年10月に高市が引退し、現役の五輪経験者が不在の状態。2028年ロサンゼルス五輪代表争い最有力の25歳は、今大会前に「柔道以外でも評価されるような日本代表でありたい。人として、人間力の高い柔道家を目指しています」と話していた。今後の女子63キロ級を担う新星の誕生。その名を世界にとどろかせた。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年6月17日のニュース