【世界柔道】阿部一二三まさかの準々決勝敗戦…同階級の相手に6年ぶり黒星 日本男子最多5度目Vならず

[ 2025年6月14日 21:58 ]

柔道世界選手権第2日 ( 2025年6月14日    ハンガリー・ブダペスト )

阿部一二三
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 男子66キロ級が行われ、五輪2連覇王者の阿部一二三(27=パーク24)が準々決勝で敗れた。ジェボフ(タジキスタン)に内股透かしで一本負けを喫した。敗者復活戦にまわり、優勝はなくなった。

 阿部が同階級の相手に敗れるのは、2019年世界選手権準決勝の丸山城志郎戦以来、6年ぶり。同階級の国際大会の連勝は52で止まった。
 
 初戦となった2回戦はイタリアのマンツィを相手に得意の背負い投げで技ありを奪い、有効と合わせて優勢勝ち。3回戦はフィンランドのサハに袖釣り込み腰で一本を奪っていたが、続く準々決勝で悪夢が待っていた。

 阿部は通算6度目の世界選手権出場。当時20歳で初出場初優勝を果たした2017年と同じブダペストの地で、2018年、2022年、2023年に続いて、日本男子単独最多となる5度目の優勝を目指していた。

 妹で女子52キロ級代表の詩(24=パーク24)と同日出場。大会前には「パリ五輪では兄妹での優勝ができず僕自身も悔しさを感じたので、もう一度妹と同じ舞台で兄妹での金メダルを目指していけたら」と話していたが、今回は兄が先に姿を消す結果となった。

 阿部一二三は2連覇を達成したパリ五輪後、今年4月の全日本選抜体重別選手権と全日本選手権に出場。8カ月ぶりの復帰戦となった選抜体重別では初戦を勝利するも左肘の違和感で準決勝を欠場した。初挑戦となった体重無差別で争われる全日本選手権では2階級上の選手を破り、100キロ超級の選手にも健闘。「あれだけ勝負できたので66キロ級では絶対負けない」と自信を深め、大会を重ねるごとに「調子も上がってキレも出てきている。どんな選手が来てもしっかり対応できる練習は積んできた」と万全の状態で臨んでいた。

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