藤田さいき 執念実らずPOで敗れる ドクターストップも強行出場 熱中症で緊急搬送され涙ながらに謝罪

[ 2025年5月12日 04:15 ]

女子ゴルフツアー ワールド・サロンパス・カップ最終日 ( 2025年5月11日    茨城県 茨城GC東C=6751ヤード、パー72) )

<ワールド・サロンパス・カップ・最終日>フレーオフを終え関係者に付き添われ引き揚げる藤田さいき(撮影・西尾 大助)
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 単独首位から出た藤田さいき(39=JBS)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算7アンダーでプレーオフに進んだが、申ジエ(37=韓国)に敗れて2位に終わった。10年日本女子プロ選手権以来15年ぶりの国内メジャー2勝目を逃した。申ジエは18年ツアー選手権リコー杯以来7年ぶりのメジャー5勝目、ツアーメンバーとして23年アース・モンダミン・カップ以来2年ぶりの通算29勝目を挙げて永久シード(30勝)に王手をかけた。

 藤田は敗戦が決まると、出迎えたツアー仲間の青木瀬令奈に肩を抱かれ「もう動けない」とつぶやき涙を拭った。その後、病院に救急搬送され「熱中症」と診断された。

 前週から体調を崩し第2ラウンド後には39度の高熱を出した。ドクターストップがかかり投薬治療を続けながらも強行出場。この日はせき込んで座り込んだり、氷のうで体を冷やす光景が見られた。

 「治りかけていたけど試合で無理してこじらせた。気管をやられて今日は体調が悪い上に熱中症になった。同伴競技者に迷惑を掛けて申し訳ない」。コースに戻った藤田は泣きながら頭を下げた。

 18番パー5で行われたプレーオフでは第3打をグリーン奥に外し、15年ぶりのメジャー2勝目を逃した。それでも「プレーオフの記憶は薄れているけれど、いい勝負ができて自分でも頑張ったなと思う」と胸を張った。

【大会最年長37歳・申ジエが競り勝ち】
 申ジエはプレーオフ1ホール目でバーディーを奪って2年ぶりの優勝を決めると両拳を握って喜んだ。史上最年長となる37歳での大会制覇。「今年でプロになって20周年。20年前はyoungest(最年少)の記録を目指して頑張ったけど、今はoldest(最年長)です」とスピーチで笑いを誘った。ここ2週は難易度の高いメジャー設定を想定し、アプローチ練習を増やした。元世界ランク1位の実力者。経験を生かした備えが勝利につながった。生涯獲得賞金はツアー史上初の14億円を突破した。永久シードにも王手をかけ、「早く達成したい」と意欲十分だった。

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